皆さん、こんにちは。兵庫県立大学環境人間学部のばーらです。
今回、とある授業で姫路環境人間キャンパスについての記事を作ろうということで、教授にグラウンドはどうかと勧められたのでグラウンドに行ってみました。
そんな初めてのグラウンドに行ったのは5月の初旬でした。お昼ご飯のあと、一緒にご飯を食べている友達を連れていって写真を撮ってもらいました!
思っていたよりも広々としたグラウンドで、緑がいっぱいでした。木や草花が沢山茂っており……さすが、環境人間学部!
また、周りが住宅に囲まれているけれど、グラウンドは緑に溢れているところにも環境人間らしさが現れているような気がします。
私は陸上競技部に入っていてマネージャーをしているのですが、このグラウンドで部活のメンバーが走ったりしているという話を聞いていたので少し興味を持ちました。授業の課題であるし、部活のメンバーにゆかりのある場所なのでもう少し探ってみたいと思ったのです。
その後も学校から家に帰る道でグラウンドが見えるので、すこし興味をもって見ていると分かったことがありました!!
4月に通ったときは桜が満開だった記憶があります。(実際には私は撮っていないのですがグラウンドの桜の写真を撮っていた人が知り合いにいたので譲ってもらいました!笑)桜だけじゃなくて、5月に行ったときはタンポポ、シロツメクサなども咲いていました。
それから環境人間キャンパスの近くを通るときにグラウンドを見ていると、休日は子供が遊びに来たり、学生が利用したりとさまざまな用途で使われている地域に密着したグラウンドです。
しかし、利用しているのは一部の人で多くの人によく利用されているとは言えないことも事実…。実際に私もこんなに綺麗に桜が咲いていることや、子供が利用していることについてグラウンドについて調べるまで知りませんでした。
しかしこれだけではなく、このグラウンドまだまだ秘密が隠されているのです。ただのグラウンドではありませんでした!というのも5月に初めて友達とグラウンドに行ったときにグラウンドを歩いてみて、なにやら看板が立っているのを見たのです。
何の看板でしょうか?そんな看板はこちらです!
読んでみるとグラウンドが「雨水貯留施設」であるということ…。雨水貯留施設って何?どういうこと?グラウンドが水を貯めるの…?わからないことが沢山あったので、この看板に記載してある兵庫県中播磨県民センター姫路土木事務所に連絡をしました。いったいどういった仕組みなのか、詳しく話を電話で尋ねました!
看板に書かれている問い合わせ先へ…RRRRRRRRR…(電話)
ドキドキしながらかけた1回目の電話では残念ながら仕組みはわからず…、(´;ω;`)
しかし2時間ほど時間をおいてかけなおした2回目の電話にしてようやく詳細を知ることができました!なんと丁寧に資料までメールで送っていただきました、感謝です!たらいまわしにしたことは許します!笑
それでは仕組みを教えてくれた姫路土木事務所の方に感謝をしつつ、説明をします。
写真を参考にしながら下の文章を見てください!
グラウンドを囲むように小高く土が盛られており(土堤といわれる)、そこで雨がすぐに外の水路に流れるのをせき止める。この土堤はお花見の時のベンチにもなるらしい!
その土堤の内側にコンクリート堤と水路が設置されているのでそこを通り雨が放流ますに集められる。豪雨の時には。放流ますに集められた雨は放流孔によって量を絞って外の水路に流される。
この設備で25mプール約3杯分もの水がためられるとのこと。貯留水深は約30cm!
こうして周囲の地域の浸水を防ぐ役割を果たしている!
ふらっと行ってみたグラウンドにこんな魅力が隠されているとは思ってもみませんでした。深堀するとまだまだ他の謎があるかもしれません。このように地域を守っているグラウンドがあるのも環境人間学部の魅力の一つですね。
またこのグラウンドのように地域のためになれるような人が私の将来の夢です!環境人間学部とはこういうことかもしれません。
先生だけでなくキャンパスも環境人間学について教えてくれるそんな大学……素敵です。
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